dachas007 レポート
12月16日、アップルストア仙台一番町にてdachas007が開催されました。
会場には30名弱の方々に参加頂きました。ありがとうございます。
イデアクリエイトの木村さんからレポートが届きました!
今回のテーマは「写真」、フォトグラファーの樹村益久氏をお迎えし、カメラの撮影術やテクニックなど、ご自身の作品を通してご説明いただきました。
お話の流れとしては、
- 構図およびアングルについて
- 露出を理解しよう(撮影のポイント)
- 実演
というステップ、アップルストア内のモニターに樹村氏の作品を見せていただきながら学ばせていただきました。
構図およびアングルについて
写真撮影時、まず初めにあたるステップです。 私の中で樹村氏の「写真を撮るというよりも、ファインダーの中で写真を作るという感覚があると良い」という言葉が印象的でした。
同じ景色や人物を写真におさめようとする時も、角度・配置などで違った雰囲気を感じさせることができるというものです。
覗く小さな四角いファインダーの中、撮りたいものをどのように配置するかがポイント。
そして、撮影直前一呼吸置き冷静になってその構図を見直すことがとても大事だと樹村氏のアドバイスもありました。
露出を理解しよう(撮影のポイント)
樹村氏の作品を見せていただきながら、1枚1枚撮影時のポイントをレクチャーいただきました。
どの写真も綺麗なものでしたが、驚いたのがレフ板を使用せず撮影されたとのお話。
女性が映る外での写真、レフ板は使用せず顔の前に置いた女性の手に太陽光を反射させレフ板の働きをさせたという事でした。その他にも、女性の明るい髪色に露出を合わせた事により全体が調和するというお話もあり、とても勉強させていただきました。
ブライダルの写真を見せていただいた時は、必ずしも目線がカメラへ無くてはいけないという事もなく、逆にその場の雰囲気をいかにしておさめるかが大切なように感じました。
最近のデジタルカメラは精度も良くなっている為、オートで撮影しても綺麗に撮れるというお話もあり、見せていただいた写真の中でもオート設定で撮影された写真があるというお話を聞き驚きました。
実演
アップルストアスタッフの方をモデルにその場で実演していただきました。
その場にある照明の向き、当たり方などを考えての撮影。
レクチャーがあったようにフラッシュを使用せずとも綺麗に撮られていました。
カメラを使用した時の距離感を考え、覚えることによって撮影の幅も広がるというお話もありました。
最後に
樹村氏の写真はどの写真も温かみがあり、写真1枚だけでもストーリーができあがるような素敵な写真ばかりでした。
会場が間接照明などで暗いから=フラッシュやストロボを使うのではなく、色温度や露出をどこに合わせるかなど・・その場の自然な雰囲気をおさめられるテクニックがあればとても良い写真が出来上がるのだなぁ・・と勉強させていただきました。
最後に、写真というものは自由な発想がとても大事だという事。良い・悪い、それぞれ人の意見は異なることもありますが、自分が良いと思える写真を撮ることが大切だと樹村氏の言葉でした。
マニュアルなどにとらわれる事なく、自由な発想で色々撮ってみる事も大切なようです。
私も今後、色んな目線からの写真に挑戦し、枚数を撮って写真の腕を磨いていきたいと改めて感じさせていただいたセミナーでした。